消化器内科

消化器内科は、人が食物を消化吸収し、排泄に至るまでの経路である食道・胃・十二指腸・小腸・大腸の消化管と、消化を助ける酵素やホルモンなどを分泌する膵臓、分解された栄養分を吸収・蓄積し、体に必要な物質を合成したり、老廃物・毒物を代謝・分離する肝臓、胆のうなどの消化器すべての疾患を専門的に扱う診療科です。
消化器の不調は、部位によって多少異なるものの、同じ部位の疾患であれば、その軽重に関わらず、胸やけ・心窩部（みぞおち）痛・吐き気（悪心）・嘔吐・腹痛・下痢・便秘・膨満感など同じような症状が現れます。重篤な疾患であっても自覚症状が現れにくかったり、数日で快癒するような疾患でも激痛や嘔吐の繰り返しなど消耗の激しい症状が現れたり、症状の重さと疾患の重症度が必ずしも一致しません。
症状が軽微だったり出現しなくても重篤な疾患がありますから、定期的な健康診断だけでは、早期に治療が必要な疾患を見逃してしまうことがあります。少しでも消化器に関わる不安のある方は、早めの受診をお勧めしています。
当院では、日本消化器病学会の認定する専門医・指導医が正確に診断し、患者様に分かりやすく説明し、納得していただきながら治療を進めてまいります。
消化器の症状でお困りの方、健診で異常を指摘された方はお気軽にご相談ください。